2014年2月21日金曜日

南の空に、冬の大三角と、大きな十字架

いつも、ブログをごらん頂き、ありがとうございます。

前回のブログでは、東の空に木星が見えると書きましたが、
最近は、夜の8時から9時頃、木星は、ほぼ天頂に見えています。
頭の真上に、ひときわ明るく見えている星は、木星という事ですね。

さて、その木星を見つけて、南の低空の方へ目を移すと、
木星ほどではないけれども、明るい星を見つけられます。
おおいぬ座のシリウスです。

シリウスといえば、冬の大三角を作る星のひとつになります。
残りの2つは?

まず、木星から、右下へ少し目線を動かすと、オリオン座があるのが分かりますか?
オリオン座の四角の左上の、明るくて赤い星、ベテルギウスです。

そのベテルギウスから、まっすぐ左の方へ目を移すと、同様に明るい星で、
こいぬ座のプロキオンが見つかります。

シリウス、ベテルギウス、プロキオンの3つの星で、ほぼ正三角形が出来上がります。
これが、冬の大三角です。

さて、この、冬の大三角と、木星を含めて4つの星、
よく見ると、非常にきれいな十字架が出来ています。

だから、何なんだ?

と言われたら、それまでですが、
なかなか見事な配置だと思い、皆さんにも、見てもらえたら良いかな。

          星空案内のアステリズム  代表  渡辺 康充(とめ)

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