2015年5月15日金曜日

6月6日の星空観察会

いつも、ブログをご覧頂き、ありがとうございます。

6月6日の星空観察会は、20時より、白馬五竜エスカルプラザ駐車場にて、開催予定です。
18時の時点で、天候の様子を見て、天候が思わしくないと判断した時には、神城駅の2階にて、
屋内での解説となります。
梅雨入りすると、晴れない傾向が続きやすいですが、
6月6日は、おそらく、梅雨入り前になると思いますので、ぜひ、お越しください。

現時点で、確証はできませんが、国際宇宙ステーションが飛んでいる姿が見られるかもしれません。

さて、この日は、月の出が、22:00頃となり、お月様の観察はできません。
ただ、月の出は、大変美しいですので、時間を延長して、
月の出を、望遠鏡や双眼鏡を使って見てみませんか?
お月様が見られない時は、淡い光の天体がよくみられることになりますので、
星雲・星団の類をいくつかご案内いたします。
「天の川は見られませんか?」というご質問がありましたが、
そろそろ、東の空、少し高いところで見られるようになってきました。

惑星としましては、西の空に、ひときわ輝いているのが金星です。
それから、南西の空高く見えている明るい星が、木星です。
東の低空で見え出すのが、観望好機の土星です。

金星ですが、時間が経つと、どんどん高度を下げていくのですが、
エスカルプラザの駐車場では、西に北アルプスがそびえています。
この稜線に、金星が隠れる瞬間を、天体望遠鏡で見ると、数秒かけて、「スーッ」と、
はっきりと消えていきます。
これは、まるで、さながら「金星食」のような感覚に襲われます。
金星食とは、金星の手前にあるお月様に、金星が隠されてしまうという、非常に珍しい
現象なのですが、非常に感動的な現象の一つです。
他の地域での星空案内では、あまりやっていないご案内だと思いますので、ぜひ、体験
して頂きたいと思います。

木星は、天体望遠鏡で見ると、縞模様やガリレオ衛星と言ったものが見られます。

そして、南東の空から上がってきているのが、土星ですね。
環のある星として有名ですが、人気が高い天体ですね。
一度は見てみたい天体ですね。

星座としては、黄道十二星座の中では、ふたご座に始まり、かに座、しし座、おとめ座
、てんびん座、さそり座をご案内いたしております。
他にも、日本中で最も簡単に、「必ず探せる」「探し方を忘れない」という北極星の探
し方と、織姫星と彦星の探し方をご紹介しています。
他にも見えている星座はもちろん、星雲や星団も、数多くご紹介しながらお見せいたし
ております。

お星様に関するご質問も、大歓迎です。
むしろ、ご質問を頂くこと、そしてそのご質問にお答えする事が、私の一番の楽しみな
のです。

全ては、天候次第ですが、必ず「楽しかった」と思って頂けると信じております。

防寒着だけは、必ずお持ちください。

        星空案内のアステリズム  代表  渡辺 康充(とめ)

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